日本ホスピタル・クラウン協会と公益社団法人日本ジャーナリスト協会は5月22日、「ホワイトルーム」(東京都渋谷区)で、昨年世界で最も活躍した道化師に贈られる「クラウン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した大棟耕助(おおむね・こうすけ)さんが撮影したウクライナ、ロシア、ベラルーシの子どもたちの写真を通じ、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した国際危機を考えるチャリティー写真展・講演会「かつては笑顔だった子どもたち」を開催します。
日時
2022年5月22日(日) 13:00開場 17:00閉場
(講演会は午後2時から1時間程度)
入場料
無料
場所
WHITE ROOM
東京都渋谷区道玄坂1-20-9 寿パークビル2F
内容
大棟さんは日本ホスピタル・クラウン協会の活動の一環として、2004年からロシアのモスクワとサンクトペテンブルクの小児病棟、児童養護施設、障碍者施設を4年間毎年訪問。08年にはウクライナを初めて訪れ、チェルノブイリ(チョルノービリ)原発事故の被災者支援団体の知人の紹介で、ジトーミル州の小児病棟などで公演。小児がんに苦しむ子どもたちのため、バルーン・アートや皿回しを披露してきました。12年と13年には、ベラルーシの児童養護施設や小児病院にも足を延ばして公演を行いました。
ロシアのクリミア併合直前の13年、ウクライナ国内の動乱と国際情勢の悪化で訪問は途絶えたものの、ウクライナの人々との交流は今も続いています。
今回の写真展では、大棟さんらの公演を楽しむ3カ国の子どもたちの写真50点を展示します。いずれの写真も「戦争の暗い影」を感じさせない、屈託のない笑顔で満ち溢れています。当日は会場に募金箱を設置し、集まった寄付金をウクライナ・ジトーミル州立小児病院に直接振り込む予定です。
講演会では大棟さんを講師に招き、ロシア、ウクライナ、ベラルーシへの訪問活動の当時の様子や戦争の不条理さ、紛争下にある子どもたちへの国際的な支援のあり方について語っていただきます。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、来場者多数の場合、講演会の聴講と閲覧を制限させていただくことがあります。
主催
非営利活動法人日本ホスピタル・クラウン協会
TEL:052-483-7789 FAX:052-483-7774
東京都千代田区神田和泉町1-5-9 音頭ビル(サテライトオフィス)
公益社団法人日本ジャーナリスト協会
TEL:03-6427-0515 FAX:03-3461-0660
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア4F
担当:事務局
公益社団法人日本ジャーナリスト協会事務局