2011.03.12
自由報道協会では、本日朝より、首相官邸報道室に対して、官房長官会見への出席を求める申し入れを行なってきました。
しかし、本日午後、官邸報道室より、「フリーランスの記者の皆さんの参加は、定例会見ということでしたので、今回はご遠慮下さい」との、大変残念かつ、驚くべき返答がなされました。
現在、被災地では、新聞、テレビによる情報も、各地の避難所など、一部の地域の人にしか届いていません。
ただし、一部の被災者の中には、インターネット接続が可能な方もおり、そうした方々はツイッターや、インターネット経由の情報を頼りにして新しい情報を待ち望んでいます。
自由報道協会は窓口を一本化し、官房長官会見への参加、ネットメディアの代表取材でも構わないとの申し入れをしてきましたが、官邸報道室の答えは「定例会見ということでしたので、今回はご遠慮下さい」という返答のままです。
国民の生命よりも、「慣例」「慣習」に固執するその態度には、驚き、怒りを禁じえません。
自由報道協会は、引き続き多様なチャンネルでの情報発信を求めていきます。
自由報道協会