2022.01.19
日本ジャーナリスト協会・苫米地英人会長の講演会が2月8日に行われます。
（主催：株式会社サイゾー、協力：日本ジャーナリスト協会）。
講演内容
今回の講演の第一部では、これまでも苫米地会長と多岐にわたって政策協議や政治議論などを行ってきた山田正彦・元農林水産大臣をお迎えして、「TPP加盟後と種苗法改定後の日本のいま」をテーマに、苫米地会長と対談していきます。
TPPや種苗法改定などによる、国際的市場拡大を目指した過度の自由化は、農業を中心に国内の主要産業の衰退のみならず、国民の財産や生命などにも大きな影響を与えると訴えてきたお二人に、最近ではTPPに中国が加盟申請するなど大きな変化があった中、国内外の最新の状況を踏まえて、日本の行く末や私たちが持つべき視点などについて語っていただきます。
それに先立ち、この問題を考える上で参考になる、山田元大臣プロデュースのドキュメント映画『タネは誰のもの』を上映いたします。この作品は2020年より上映されているものですが、種苗法改定が日本の農業に与える危険性を専門家の分析も含め農業の現場から探った、現在でも資料的、批評的価値が高い力作です。
第二部では、苫米地会長が各メディアを介して発信してきた「民主主義改革」について、その実現可能性や障壁、その先にある未来などについて語ってもらいます。
日本の民主主義が機能不全に陥っていることは、多くの国民が感じていることでしょう。国民の意志が政治に反映されていないのではないか。一部の権力者が国を動かしているのではないか。肥大化した官邸が、国民から選ばれた議員たちよりも力を持っているのではないか。その国会議員すら世襲制によって非民主的に選ばれている者たちが多いのではないか……そうした不信感が国民の政治への関心、参加意欲を鈍らせ、ますます民主主義が形骸化していくという負のスパイラスを生んでいるのではないでしょうか。
そうした状況を打破するために、苫米地会長が昨今、積極的に提案しているのが「直接民主制の拡大」と、多様化する社会に対応するための「重み付け民主主義（投票）の導入」などの民主主義改革です。
ネットなどを介して、国民が法案などに票を投じることで、直接立法に関わることができるようすることや、一方で、法案の内容によって、一票の重みを変えることなどは技術的にはすでに可能であり、論理的にも、より主権者たる国民の意志が政治に反映されるのではないでしょうか。
日本という国や日本の人々が活力を取り戻すための最善策ともいえる、これらの改革案について、今回の講演では、苫米地会長が最新の情報を加えながら、より詳細に解説します。皆様の質疑応答にも応じる貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
また、第一部、第二部は後日、映像アーカイブを公開予定です（期間限定）。参加申込者はそちらもご覧いただけますので、途中参加予定の方、当日は参加不可ながら講演を聞きたい方は、参加申し込みの上、映像アーカイブをご利用ください。
お申し込み方法
講演会ご参加のお申し込みはevent@cyzo.comまで、件名を「苫米地英人特別講演会参加申込」として、メールの本文にお名前（フルネーム）、ご住所、連絡先電話番号をご記入のうえ、お送りください。追って受付メールを送らせていただきます。
※お申込みは、2月7日（月）にて締め切らせていただきます。お申し込み多数の場合は、予定より早めに締め切らせていただきますので、ご希望される方はお早めにお申し込みください。
日時
2022年2月8日（火）
14時30分 開場
15時00分 開演 映画『タネは誰のもの』上映
16時15分 第一部 対談・苫米地英人×山田正彦「TPP加盟と種苗法改定後の日本のいま」
17時45分 第二部 苫米地英人「本当の民主主義の実現のために」
19時45分 終演予定
※映画、第一部、第二部のどの時間から参加されても結構です。
※第一部、第二部の前には、それぞれ休憩時間があります。
※第一部、第二部は後日、映像アーカイブを公開予定です（期間限定）。参加申込者はそちらもご覧いただけますので、途中参加予定の方、当日は参加不可ながら講演を聞きたい方は、映像アーカイブをご利用ください。
場所
星陵会館 東京都千代田区永田町２丁目16-2
www.seiryokai.org/kaikan.html
参加費
1万5000円（税込）
※売り上げは、主催者より日本ジャーナリスト協会に寄附されます。
※そのほか、会場では日本ジャーナリスト協会への寄附を募りますので、ご協力いただけますと幸いです。
主催
株式会サイゾー／協力
公益社団法人日本ジャーナリスト協会
TEL：03-6427-0515 FAX：03-3461-0660
東京都渋谷区道玄坂1-22-7道玄坂ピア4F
担当：事務局
公益社団法人日本ジャーナリスト協会事務局