
「日本ジャーナリスト協会会長 苫米地英人 夏季特別講演会」を下記日程で開催致します。
苫米地英人会長によるご案内
日時
2025年9月30日(火) 17:00開場 17:30開演(〜20時30分終了予定)
※第一部、第二部の前には、それぞれ休憩時間があります。
会場
- DDD青山クロスシアターホーム
東京都渋谷区渋谷1-3-3 ヒューリック青山第2ビル B1F
www.ddd-hall.com/
お申し込み
参加費:16,000円
お申し込みは下記URLからお願いいたします。
本講演は後日アーカイブ配信を予定。会場に来られない方もオンラインで視聴可能です。ただしこちらも【事前申込必須】となりますのでご注意ください。
なお、講演会の参加・視聴には、機密保持契約への同意と身分証の提出が必要となります。
グーグルフォームでの申請後、ご登録のメールアドレスにチケット購入用のURLが送られますので、そちらからご購入ください。締め切り9月26日となります。
銀行振込での支払いも可能です。ご希望の方はfpajinfo4@gmail.comまでお問い合わせください
【参加に関して重要なお知らせ】
今年は会場が変更となり、座席数は例年より大幅に制限されています。お申し込みとご入金を完了された方から順に確定となりますため、参加希望の方は今すぐお手続きをお願いします。
この講演会は株式会社サイゾーが主催し、利益はすべて日本ジャーナリスト協会に寄付され、同協会の公益活動に充当されます。
当日ご用意いただくもの
●身分証明書
現地でのご参加の方は受付にて身分証のご提示をもって、お席にご案内させていただきますので必ずご持参ください。
講演内容
【第一部】17時30分スタート〜19時00分終了(90分)
対談式講義
苫米地英人会長 × 大川貴史(JFNエグゼクティブプロデューサー/元TOKYO MXプロデューサー)
「メディアの王様・テレビの現在地と未来 ― 旧態依然の組織体制と影響力低下を超えて」
日本のテレビはかつて“メディアの王様”と呼ばれ、国民の認識や社会の空気を左右する絶大な影響力を誇りました。しかし、今や若者を中心にテレビ離れが進み、ネットやSNSの台頭によって、その存在感は揺らいでいます。
一方で、視聴率至上主義やスポンサー依存、硬直化した組織文化といった旧態依然の体質は根強く残り、フジテレビ問題に象徴されるように、時代の変化に適応できない体質が浮き彫りになっています。なぜ日本のテレビ局は変革できないのか?そしてテレビは、このまま衰退の道を歩むのでしょうか?
こうした問いに向き合うべく、第一部では30年近くテレビ業界の第一線で活躍し、数々のスターを世に送り出してきた名プロデューサー・大川貴史氏をゲストに迎えます。1995年、TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)の1期生として入社後、営業やCM運行を経て制作部に異動し、看板番組『5時に夢中!』を企画立案。マツコ・デラックスをはじめ、多くのタレントをブレイクさせた仕掛け人として知られています。苫米地会長が10年間出演した『ニッポン・ダンディ』『バラいろダンディ』の生みの親でもあり、苫米地会長のタレント性を誰よりも理解する人物です。
番組制作の舞台裏、編成会議の実態、テレビがどのように人々の認識を作り出してきたのかを大川氏が語り、それを苫米地会長が「洗脳装置」としてのテレビの構造や認知科学的な視点から読み解きます。さらに、大川氏だけが知る苫米地会長の素顔や秘話が飛び出すかもしれません。
スターを生み出し続けてきた名プロデューサーと、メディアを解剖する苫米地会長の対談。テレビの「裏側」と「未来像」を立体的に描き出す、ここでしか聞けない必見の90分です。
■大川貴史(おおかわ・たかし)
1995年に1期生としてTOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)入社。制作部プロデューサーとして看板番組『5時に夢中!』を企画立案・プロデュースし、マツコ・デラックスをはじめ数々のスターを世に送り出す。以降、情報・バラエティ番組を多数手がけ、同局の顔ともいえる存在に。2024年にジャパンエフエムネットワークにキャリアチェンジ。ラジオプロデューサーとして活動し、苫米地会長がパーソナリティを務める『Dr.苫米地 Cosmic Radio』(InterFM)の担当を務めている。
(10分休憩)
【第二部】19時10分スタート〜20時30分終了予定(80分)
苫米地英人 単独講演
■苫米地英人会長単独講演
AIは「意識」を持つのか
―人類に待ち受ける希望と試練―
AI(人工知能)はいま、社会を大きく変えつつあります。文章や画像を自在に生み出す生成AIの登場は、便利さと驚きを与える一方で、フェイクニュースの拡散や情報操作の危険性を高め、社会の信頼を揺るがしかねません。さらに、「AIは意識を持つのか」という根本的な問いは、人間とは何か、未来の社会をどう築くのかという本質的な問題につながっています。
しかし現状では、こうした議論が深く掘り下げられることは多くありません。技術の利便性や経済的インパクトばかりが強調され、本質的な問いは後回しにされています。だからこそ、本当に信頼できる、真の専門家の視点が求められています。その視点を提示できる数少ない存在こそが、苫米地英人会長です。
苫米地英人会長は、人工知能研究の最前線で長年にわたり活躍してきた数少ない日本人研究者です。イエール大学では「人工知能の父」ロジャー・シャンクに師事し、カーネギーメロン大学では世界初の音声通訳システムや初期の生成AI開発に従事。1993年には日本人として初めて計算言語学の博士号を取得しました。
その後もAI研究と並行して脳科学や認知科学の分野に取り組み、米国防総省や自衛隊のサイバー防衛にも関与。近年では国連UNIDOのプロジェクトを率いて人道的な地雷探知システムの開発を進めるなど、AIを社会課題の解決に応用してきました。こうした豊富な経験から、会長は「AIと意識」というテーマを語るに最もふさわしい人物だといえるでしょう。
今回の講演では、「人工」と「自然」、「知能」と「意識」といった基本概念をあらためて問い直しながら、AIの本質と、それが人類社会に与える影響をわかりやすく解説します。そして、AIは人類にとって希望となるのか、それとも試練となるのか──その分岐点をどう見極めるべきかを参加者とともに考えていきます。
AIとどのように向き合うのかは、社会のあり方や私たち一人ひとりの未来を左右する大きな課題です。
この講演は専門的な議論であると同時に、すべての市民に関わるテーマでもあります。ぜひこの機会にご参加いただき、私たちの未来についてともに考える時間を共有しましょう。
アーカイブ動画
本講演は後日アーカイブ配信を予定。会場に来られない方もオンラインで視聴可能です。ただしこちらも【事前申込必須】となりますのでご注意ください。
お問い合わせ
お問い合わせはfpajinfo4@gmail.com
ご対応までにお時間かかる場合がございますので、ご了承ください。
主催
主催:株式会社サイゾー
協力:公益社団法人日本ジャーナリスト協会